膨らみがちな夫の小遣いが悩み 今の家計で住宅購入は可能?

岐阜県中津川市・Sさん(44歳)【夫44歳、長女14歳】

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子どもの高校受験や、夫の小遣いなど悩みは尽きません。今は実家暮らしですが、今の家計の状況で、これから土地探しをして住宅建築することは無理でしょうか?

家計や年齢から夢や目標を無理と判断してしまうのは人生悔いが残ります。土地を購入して住宅を建築するのが目標なら、家族で夕食時などに思いを共有して協力し合うことができるはず。Sさん1人で悩まずに、住宅にかけたいお金と、子供の進路や教育費、夫の小遣いなど相談してみては? パチンコなどで夫の小遣いが膨れているそうですが、やりたい目標が共有できれば、ムダ遣いは減るでしょう。

学資保険で教育費はある程度準備されているので、予備用貯蓄を残し、約400万円程度は住宅購入資金に回せると思います。最近は土地購入時から融資してくれる銀行ローンやフラット35のつなぎ融資も増えてきました。住宅建築の着手金・中間金支払に余裕を持たせるためにも、土地購入時から住宅ローンをしっかり選んで夢を実現させたいですね。今後、子供の教育費アップが予想されるので、契約上の住宅ローン返済期間は長めにして当初返済額は抑え、教育費にめどがついたら繰り上げ返済で完済を早めるプランがSさんに合っています。夫の小遣いを3万円程度にでき、妻も家計管理して毎月7万円、ボーナス20万円程度を住宅ローン返済に捻出できるなら、2300万円程度の住宅ローンと自己資金で物件予算を考えることができるでしょう。

給料カットや固定金利期間終了で不安 繰り上げ返済や借り換えはどうすべき?

東京都豊島区・Hさん(37歳)【夫35歳、長男2歳】

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来年から夫の給料がカットされるのに加え、住宅ローンの固定金利が終わり、毎月の返済が増額するのが不安です。繰り上げ返済や借換えを検討しているが、どうしたらいい?

出産前は夫婦共働きで繰り上げ返済を頑張ってきたHさん。今はパート勤務で収入が減り、更に来年からは夫の給料ダウン、住宅ローンの金利改定による返済額アップが不安な様子です。

今後準備すべき子どもの教育費を考えると、期間短縮型の繰り上げ返済は慎重に。繰り上げ返済後、金利改定時に期間が短くなった分、毎月返済額が膨らむリスクがあるからです。手元資金を大きく減らさずに返済負担を軽減できる借り換えを優先しましょう。

現在、店頭金利から1%以上の金利引下げをするローンも多いので、返済中の金利引下げ幅よりも有利なら、借り換えの効果は出やすいといえます。金利タイプは、返済額の変動にどれだけ耐えられるか次第。借入残高が1500万円を切り、残り期間15年程度なら、仮に金利が1%上昇しても月7000円程度の負担増なので、変動金利型を選んでもいいでしょう。残高が2100万円以上で期間も20年ほどなら、1%の金利上昇で毎月1万円以上の負担増になり、教育費準備中の金利変動リスクを避けるためには10年固定タイプを候補にしたいところです。なお、借換えは登記費用がかかりますが、通常、従来のローンの保証料が一部戻ってくるので、借換え先で保証料ゼロや、事務手数料が低いところを候補に。

妻の収入がなくなるリスクに備え 住宅購入費用を今からどう蓄えるべき?

神奈川県横浜市・Kさん(26歳)【夫26歳、長男1歳】

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将来の住宅購入のために夫婦とも小遣いなしでやりくり。2人目の子供を考えていますが、妊娠・出産で妻の収入がなくなるリスクに備えて、今からいくら貯蓄していくといい?

貯蓄を住宅購入用・子供用・生活予備補てん用・生活積み立て用・生活支出用・オークション口座と細かく目的別に管理しているKさん。住宅購入も6年後の長男の小学校入学時期に目標を定め、それまで夫婦とも小遣いなし制にするなど徹底ぶりには脱帽です。

貯蓄に気持ちが行くのはわかりますが、住宅購入時に車のローンがあると、住宅ローンの借入可能額が減ってしまいます。ある程度貯蓄ができたら、車のローンを完済し、借金で車を買わないよう習慣づけることも必要ですね。

遠方の実家への帰省に15万円程度かかるそうなので、今の家計で貯蓄できる額は年間80万円程度と思われます。今後妻の収入がなくなると、保育料支出が減っても、車のローンがそのままなら年間140万円もの赤字になるリスクも。将来の住宅ローン返済を考えると、Kさんの復職を前提にせざるをえず、育児休業前後の生活費補てん用として、約200万円(車ローンなし)~300万円(車ローンあり)の貯蓄は確保したいところです。車の持ち方、車ローンの扱いを夫婦で相談してみてください。そして、年間貯蓄の目安を100万円程度にできるように、雑費の使い方も注意するといいのではないでしょうか?

多趣味な夫にあわせ支出が多め 家計管理のためのルールを教えて

多趣味な夫にあわせ支出が多め
家計管理のためのルールを教えて

東京都板橋区・Iさん(25歳)【夫28歳】

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もうすぐ結婚予定で、2人の家計をまとめ始めました。夫は多趣味で、職業柄飲み会も多いので、支出は夫に合わせて多くなっています。将来のために、家計管理のルールを教えて。

貯蓄はほとんどIさんがしたもので、支出は夫のペースとのこと。共働きで、家にいるときの消費は少ないですが、車に関する支出が年間約80万円、夫婦のこづかいとレジャーが年間172万円というのが気になります。今は余裕がありますが、妊娠・出産で育児休業をとるなどの変化に耐えられるように、今から最低限のリスク管理を含め、貯蓄体質をつくっておきましょう。

まず、リスク面から、多趣味の夫には医療保険と収入保障保険(民間版の遺族年金)を検討し、自動車保険の内容もチェック・見直しを。妻も妊娠すると医療保険に加入しにくくなるので、今のうちに一生涯保険料が変わらない終身医療保険を準備しておくと妊娠中も心強いです。医療保険・生命保険は、夫婦合わせても月1万円~ 1万5000円程度の保険料を目安に。

車の優先順位が高いようですが、駐車場を含む車の維持費が、夫の収入の約23%を占めていることを認識して、ムダがないか夫と相談を。こづかいも手取りの1割くらいを目安にして。

共働きの今は自由になるお金が多く気が緩みがちですが、将来の出産や子育てなどに備えて貯蓄するなら、Iさんの収入の7割程度は先取り貯蓄をしてから、残りをレジャー費へ回すよう心がけてください。

子どもの教育費などが不安 貯蓄をするにはどうすればいい?

兵庫県尼崎市・Nさん(40歳)【夫42歳、長女12歳、長男8歳、次女4歳】

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夫がリストラにあったこともあり、3人の子どものこれからの教育費など不安が。私も働いていますが、これ以上の収入増加は見込めません。貯蓄するにはどうすればいい?

Nさんの家計は、固定的な支出が手取り収入の約53%と多いのが問題。教育費を維持するなら、車のローンや保険・税金・維持費など年間70万円にもなる車関係支出にメスを。本当にその車が必要か検討し、場合によっては下取りして比較的維持費の低い車種へ変更することも検討してみては。根本的に改造したいなら、思いきって車を手離してレンタカーやカーシェアリングなどを利用する手もあります。

保険は学資保険が中心で見直しの余地が少ないとのこと。リストラ後は住宅ローンの借り換えもしにくいので、逆に火災保険を見直しては? 火災保険は、一時払いで加入した後、途中解約しても未経過保険料をもとに払戻金が計算されるので、生命保険のように減らず、ある程度まとまった解約金が戻るのが特徴です。最近は、火災保険の中でも必要な補償のみを組み立てた1年更新型など、保険料負担が軽いものもあります。払戻金で一時的に貯蓄が増え、毎回の保険料負担が軽くなれば、資金繰りは楽になるはずです。

貯蓄を少しでも増やせたら、気持ちの余裕が出てくるので、毎月積み立てを1万~2万円程度、妻のボーナスから20万円程度を先取り貯蓄して、残りの額でレジャー費や雑費、こづかいなどをやりくりするようにしましょう。
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